1977年
昭和52年4月25日
ニュージーランド沖で操業していた日本のトロール船 「瑞洋丸」が引き上げた未確認生物の死骸のお話しです。

引き上げた時には既に腐敗が進行していたため、矢野道彦氏が写真数点 ・少しの資料を収集してその後海に破棄したとニュースで騒がれました。
写真はネッシーに似ているところから

【ニューネッシー】

とマスメディアが名付け騒ぎになりました。

当時の私は小学生でしたが!

●いくら腐敗して甲板や船上だと衛生上問題があると言えども海竜、
プレシオサウルス等の生き残りの可能性があるのだから腐敗や損傷が進んでも船に繋いで海に入れた状態で持ちかえるべきだ!
杓子定規な日本ならではかなとアメリカ等なら絶対にそうしていた筈と想った事を今でも忘れていません。
ニュースからあっという間に
『ウバザメ説』
が報じられましたが私は信憑性にかけるといまだに想ってます。
持ち帰った僅かな物のタンパク質を調べ【略】ウバザメと類似と言うだけです。
マスコミはそれきりですが
東京水産大学の佐久間臨時講師は

★分析結果からはニューネッシーが鮫だとは断言できない。
サメの角質繊維に似た角質繊維を持つ未知の生物がいる可能性を否定することはできません。
マスコミ関係者は鮫だと判断したのだろうがウバザメはこの生物ほど歯が大きくないことを紹介していないし本当に理解して判断したわけではないと思います。聞きかじりは良くない。
私はここは魚類の専門家である現場の魚船員立ちの言葉を信じたいと思う。
彼ら曰く、ズバリ怪物だったという事なのですから★

また
横浜国立大学の鹿間時夫教授

★角質繊維の分析結果から鮫だと判断するのは早い。写真や骨格のスケッチから判断する限り中生代の海棲爬虫類プレシオサウルスといわざるえない★

矢野氏のスケッチ及び証言によると【後ヒレがあった】
ウバザメには髭状の角質繊維組織など存在しないのですが当時のマスメディアは腐敗した組織が髭にともっともらしく後ヒレも同じように半ばこじつけにしか想えません。

東京大学医学部法医学教室の神谷俊郎教員でしたか

★ヒレと角質繊維の模型をカイギュウ科に属するマナティのヒレのレントゲン写真と比較し、怪生物がクジラやイルカの類ではないとして

●海棲哺乳類のヒレには先端まで骨があり、角質繊維は存在しない●

と月日が過ぎてウバザメ説が情報操作
真実を明かさないためだったのではとも囁かれています(-_-)b

科学でもなんでもない歴史上の定説が間違いだとなると教科書から全ての認識を改めないといけないような事実、真実は闇の彼方へ葬られるのは常でもあります。

海に関しては解っているのは数%で90%以上が解明されていないのは事実です。
これくらいは普通に知られていますから尚更おかしな話しです。