26年前に初めて来診もできる幻柔院を開設した新座市栄で6年後の

20年前

ロボコンの撮影でいつも使い小学生の頃は遊んだ大泉公園🎄で

母猫が子猫2匹と居た駅よりの水道そばの樹木の場所で夜になると

過ごしていました。

母猫さんと養子に行ったいち太は白に茶で兄弟子猫はキジトラで

目脂を毎日水道で綺麗にしてあげて少し弱い子で私に初日からなついて

ましたが母猫さん兄弟猫の元に帰ると猫パンチされてました・・・

みんなカリカリ食べてるのに

「人間なんかと仲良くするにゃ!」

と言ってるようでもありましたが可哀想(;∀; )

しばらくするとキジトラが居なくなり心配していると

お婆さんが自転車で来て猫缶の蓋を開けると花壇にバンと放り投げ

中身は解さないと出ないのにた呆れながらも声を掛けるとあちこちで猫さんに

ご飯あげたり避妊したりしてるお婆さんでした。

キジトラはひかれてたから樹の根元辺りに埋めたと言うと去っていきそれ以来

会うことはありませんでした。

いち太と母猫はカリカリあげる度に爪出して猫パンチをしてきました。

いつの間にかちびぃは掌返したように甘えてきて母猫さんね処に帰っても猫パンチは

されず仲良くする様子を見てはキジトラくんが可哀想な生涯だったと悲しくなりました。

樹の埋葬ある場所にも必ずカリカリを置きました・・・

其れからも毎日、カリカリをあげに行くといつの間にか母猫さんが居なくなり

そのまま行方不明・・・

当時の大泉公園には他の猫さんはいませんでした。

どのくらいしてからか深夜に行くとちびぃが居たり居なかったりと何日も会えない日々が公的機関に問い合わせても引き取りは無しと言うので事故では無いと安堵しながら

 

ある日、ちびぃと遊んでいると小型犬の散歩に若い夫婦が着ました。

散歩序でにちびぃに会いにきていると言うので引き取れないかと話してみると!

何度も連れて帰っているけどちびぃはワンと遊びたくて追いかけるけどワンが恐がって

るから夜だけ家に連れて行って朝になると公園にポイ!?

を氣が向くと遣ってると言うではありませんか!

その家にちびぃが歩いて行ったりしたら事故に合う確率が高く頭に来ましたが

「少しずつ馴らせばワンちゃんも仲良くなれますよ。」

と言うと奥さんがヘラヘラ笑いながら

「アハハ説得してる。説得してる。」

と事故に合って死んだらなんて微塵も氣にせず小馬鹿にするように吐いてきました。

我が家のポチィ~さん勘太郎くんは他の猫さんは一切受け付けないからとも既に何度も話しているのにペットや玩具感覚でした。

流石に私も限界

『玩具じゃ無い。命なんだ。もうあんたらはこの子に関わるな。』

言ってやりましたが途方にくれる私。

翌日、夜に公園に行ってカリカリあげて花壇に腰掛けると足の上に乗って丸くなってグルグル

上衣の中にちびぃを入れて帰宅しました・・・

ポチィ~さん勘太郎くんは2階でちびぃは1階で夜は寝るように

ある日、台所でぺちゃぺちゃと音がして見るとちびぃがガス台の鍋の

おでんのスープを嘗めてたから慌てて抱っこしました。

良い子だなぁ~と想ってましたら(>。<)ポチィ~さんも勘太郎くんも

しないしポチィ~さん勘太郎くんと同じカリカリと缶詰で満足していると想って安心してましたがぁ。

冷めてて良かったのと直ぐに蓋して冷蔵庫。

1階で寝てくれてたのにちびぃが2階に上がってきてなんと襖を破って

えっへへ~と入ってきたからポチィ~さん勘太郎くんが起きてしまい慌てて抱っこして1階に降りて施術ベッドに可哀想でも長いリードで部屋も暖房も入れてあるのでちびぃの寝床へ。

私が居る時は自由にしてました。

微妙な距離を保ってポチィ~さん勘太郎くんが一緒に寝てちびぃが少し離れて施術ベッドの上で寝る事も(*^_^*)

来診の施術中はベッドの下で座布団の上で良く寝てくれてましたが時たま

うつ伏せに寝ている受け手の方の脚の間に飛び乗って寝てしまい、慌てて座布団になんて事もありました(*^_^*)

往診の時は可哀そうですが喧嘩防止の為にベッドの脚にリードを付けて行き急いで帰る繰り返し。

養子先募集の張り紙を作って西友OZに入っているペットショップに頼むと

了解してくれて外の通路の壁にある掲示板に貼ってくれました。

目立たない場所でしたが電話が入り近くのお宅に一応猫好きな学友が一緒に行くと言うのでデカい二人でちびぃを連れて伺いました。

奥さんが私の柔道の同門の小中と先輩でそれも含め猫さんも初めてではないからと安心して養子縁組が成立しました。

その後も敷地で虐待受けて前足の指を潰されたサビ猫さんも養子にしてくれたのは良いのですがなんと大家の物置に子猫を5匹でしたか産んで隠してました。

妊娠していたのは知ってましたが子猫を見ないなと想っていたら物置に・・・

全て引き取って下さって感謝でした。

サビ猫さんは突然現れた時には鼻風邪で

「助けてくださいにゃ」

と座ってました。

抗生物質をご飯に混ぜて後は効くか解らなくても氣を流してたら元氣になってくれて不定期に現れてましたがポチィ~さんがボスだったのに突然現れた勘太郎くんの一つ下の外猫サバやんがボスになってポチィ~さんも襲う事はありましたが流れ者の感染症の猫さんからも守ってくれて最後は其の流れ者から不治の病を感染してしまい・・・

其れを切っ掛けにポチィ~さん勘太郎くんは外に出さなくなって可哀そうな事になりました・・・

と、サバやんがサビちゃんをはらませたみたいです。

まだ、感染症も無く元氣な時の話しです。

ちびぃが養子に行って1度、会いに行ったのですが、お子さんも小さく

容姿の悪い私は氣軽に行くことが性格上できなくて年賀状での挨拶でした。

新座の西堀に越した時に一度、駄文の手紙を投函したことがありました。

其れから4年ですか今年の年賀状に

ちびぃ改めいち太くんになりサビちゃんも改名子猫たちも幸せな人生

いちも高齢になったので会いに来てくださいと優しい言葉が書かれていて嬉しくて会いに行きたいと想いながらも住所は解りますが昔の携帯電話が壊れた時に電話番号も全て無くなってしまったのとお子さんも学校やらで氣が引けていました・・・

と一昨日ショートメールが着て折り返し電話すると元氣だけど○○になったからと御心遣いにも感謝と懐かしいにゃんさん談議で長電話をして楽しく凄しお互いの都合を合わせてと電話を切りました。

嬉しいなぁとポチィ~さん勘太郎くんや当時からのネコさん達の事を想い出しながら淋しくも辛くも・・・

昨日の夕刻に急に具合が悪くなりとショートメールで連絡が入りました。

メールを開くのが少し遅れてしまいましたが急いで今日は全て空けてから連絡しました。

お昼前に伺うと横になってました・・・

話しかけて手を握るといち太は握り返してくれて頑張って顔も起こしてくれました・・・

手足頭から氣も入れながら過ごしていると勘太郎くんと同じように必死に起きようとするので支えてお越して御主人が抱っこ。

また横になって少しすると起きようとするのを支えると

「ボクは歩けますにゃ」

勘太郎くんとそっくりに頑張って頑張って歩き窓の方へ日向ぼっこしたい

みたいに窓越しの日差しを浴びながら横にって眠っているようでした。

御暇して大泉公園の外周をゆっくり走りながら幻柔院のあった場所・・・

直ぐに更地になってましすが猫さん達の想い出の通りを走りながら帰路・・・

また来週、逢いたいなぁと図々しくもショートメールをしました。

21時05分 眠るように・・・

召されてしまいした・・・

養子先の御家族には本当に感謝しかありません・・・

いち太も最期に逢ってくれてありがとう・・・

20歳・・・

20年なのに私の中では自分と勘太郎くんがまだ20歳では元氣だったので

養子先のお子さんに関しては時が止まっていたのです・・・

虚無感と言うのでしょうかポッカリ心にまた別の穴が空きました・・・

養子先でみんな幸せにして頂き最期の日にも逢わせて頂き

本当にありがとうございました・・・

ポチィ~さん勘太郎くんの生き証人がまた1人・・・

天国ではみんなで仲良く走って飛んでじゃれてくれてるでしょうね・・・

黙祷・・・